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北越紀州製紙(3865)、カナダのパルプ製造会社と販売会社を子会社化

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北越紀州製紙(株)【3865】は、カナダでパルプ製造事業を展開するAlpac Forest
Products Inc.(以下「AFPI」)及びAFPIが製造するパルプの販売事業を展開するAlpac Pulp Sales Inc.(以下「APSI」)の株式をそれぞれ三菱商事(株)から取得し、両社を子会社化すると発表した。取得価格については現在交渉中。

AFPIは、カナダ・アルバータ州政府から付与された6.4百万ヘクタールの森林資源を有し、単一工場としては北米最大の市販パルプ工場であり、平成17 年にFSC(Forest Stewardship Council)より「森林管理の認証」を取得するなど、環境・社会・経済の全ての側面に配慮した持続可能な森林経営を行っている。

北越紀州製紙グループがAFPI 及びAPSI の株式を取得し子会社化することは、世界的に需要拡大が続く市販パルプ事業に本格的に進出し、国際競争力と収益基盤をさらに強化することになり、また、新たに取得した市販パルプ事業という川上分野から紙の加工に至る川下分野まで、紙パルプ事業のバリューチェーンの全ての段階において事業展開を図ることになる。

今後は、川上・川下分野を含めた主要4事業(洋紙・白板紙・特殊紙・紙加工)を基軸に、グローバル製紙企業として成長・発展を目指す。