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横浜ゴム(5101)、不二精工からタイヤビード製造販売の亀山ビードを買収

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横浜ゴム(株)【5101】は2015年1月5日付で、不二精工(株)のタイヤビード専門会社である亀山ビード(株)の全株式を取得し完全子会社化したと発表した。

グループ内にタイヤビード専門会社を加えたことで、今後横浜ゴムグループ全体として、高度なビード製造技術を展開し更なるコストダウンを図ると共にタイヤ製品の品質・性能の向上を図る考え。

昨年8月、横浜ゴムは不二精工からタイヤビード製造事業を譲受することで合意しており、今回の株式取得はそのスケジュールに沿って行われたもの。この合意に基づき、すでに不二精工は昨年8月に亀山ビードを設立、10月には亀山ビードに不二精工の亀山工場を分社化する手続きを終了していた。

タイヤビードはタイヤをホイールに固定するためのワイヤー。タイヤに必ず組み込まれる重要部品のひとつで、これまで横浜ゴムは自社で使用するタイヤビードの一部を不二精工から購入してきた。横浜ゴムでは今回の株式取得に合わせ、不二精工が持つタイヤビードに関する知的財産使用権のライセンス契約及び設備保全契約も結んだ。